研究テーマ
1.科学的ジャーナリズムからの分析
ジャーナリズムの報道姿勢や行動様式、メッセージの発信方法などが政治と市民に与えてきた影響を客観的に整理・分析する。なおこの際、インターネットの登場等によって情報・報道の世界に大きな変化が生じていることも踏まえ、IT関連技術とジャーナリズムの関連についても注目していく。
2. ミクロな視点からの環境レジーム分析(市民・NGO・地方行政)
環境に対する政治的意思決定は為政者個人の思想・信条と世論の影響を強く受ける。また、わずかな情報の変化やタイミングによって市民の受け止め方も大きく変化する。つまり、通常の政治学の対象となるマクロな視点だけでは説明できない多くのデリカシー(ゆらぎ、非論理性、非科学性)を含んでいる。このため、ミクロな視点から過去の政治的意思決定過程を整理・分析する。
3.マクロな視点からの環境レジーム分析(国際環境レジーム)
政治的な意思決定のマクロ構造を解明するため、1990年代に急速に環境への深い理解を示した国際政治が、その後の20年間にどう変質してきたかについて、世界情勢の変化というマクロな視点からこれを整理・分析する。また、公害対策と自然保護の分野での国内の中央及び地方レベルの環境政治のモーメンタムの浮沈についてもマクロな視点から整理・分析する。

